メッセージ

法律相談に明るさと分かりやすさを

「こんなことを弁護士に相談しても良いのか分かりませんが・・・」と言われることがあります。弁護士は「法律相談」を受ける者というイメージがあるため、ご自身が抱える悩みや疑問が「法律相談」に該当するのかどうか分からないがゆえの言葉なのだと思います。

法律相談風景

しかし、現代社会において、日常生活や経済活動など、あらゆる場面で法と無縁でいることはできません。何が「法律相談」なのか、私たちは、そんな根本からともに考え、弁護士への依頼の必要性の有無も含めて、最適なアドバイスを提供します。そして、少し難解で敬遠しがちな「法律相談」に、明るさと分かりやすさを加えて行きます。

私たちは、基本的人権の擁護と社会正義の実現という弁護士法第1条の使命を受け、3つの思いを胸に、依頼者のために全力を尽くします。

 

「強い、やさしさ。」

トラブルや懸案を抱える者に声をかけ、手を差し伸べ、そして哀しみや苦しみを共有するのは、人のやさしさ、そして思いやりの現れといえるでしょう。
しかし、やさしさや思いやりのみでは何も始まりません。弁護士は、紛争解決の専門家として、依頼者のために強い意思を持ち、専門的知見を駆使し、今ある問題の本質をつかみ、その解決策を提案することを役割とします。私たちは、単なるやさしさを超え、相手方に強く、様々な法律分野、紛争解決にも強くありながら、依頼者とともにあることを目指しています。

「守る≒攻める」

弁護士はその名のとおり、弁舌を用いて護ることを本分としており、受身的な役割だと思われがちです。
しかし、例えばスポーツの試合で攻守が入れ替わるタイミングがあるように、守りの姿勢を貫くことが、攻めに転じる兆しを生むことも少なくありません。また、表面上は守りに徹しながらも、実は相手方の背後に通じる別ルートを構築している場合もあります。つまり、守りと攻めは相反するように見えて実は同じなのです。私たちは、「守り」と「攻め」を連動的に駆使し、短期的のみならず中長期的な観点から、依頼者にとって最大限の利益とは何かを考え、行動します。

「戦略&リーガル」

新たな事業を行う際、法務(リーガル)は事業が行き過ぎないようその歯止めとして機能することが多く、結果として業務フロントでの活動が萎縮してしまうことも少なくありません。
しかし、歯止めをかけるのみが法務の役割ではなく、かけられる歯止めに対していかに対応するかという提案こそが、法務の要だと考えています。対応策を練ることが、新たな発想やチャンスを生み出すことも少なくなく、リーガルはビジネスのフロント戦略としてこそ位置づけられるべきです。私たちは、先例や法律という枠組みを大切にしつつも、それらにとらわれ過ぎず、新鮮かつ柔軟な思考で、戦略的リーガルサポートを提供いたします。